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気づき

ケアホーム西大井こうほうえん施設長で、介護現場での身体拘束廃止の取り組み、
高齢者の権利擁護の実践、介護現場での教育をなど活動されている田中とも江さんが遊花園に来て下さいました。
介護現場をゆっくり見ていただき、その様子をビデオ撮影され、ありのままの遊花園の評価を頂きました。
 
利用者様の視点から、生活の場になっているか?

私たち専門職が利用者様の人生に向き合った視点でのサービスが行えているか?

多くの気づき助言を頂きました。ありがとうございました。
すぐに実行出来ることもいくつかあります。
早速に出来ることをサービス担当者会議で実行しています。

一杯の飲み物で

ご無沙汰しました。

「水分をなかなか飲んで頂けない。」「口を開けて頂けない。」
介護スタッフの悩みが聞かれます。

今回は管理栄養士の視点から利用者様との関わりを取り上げてみました。

彼女は考えました。言葉で表現出来なくても好みの1杯を飲むことによって心が和んで、
心を解きほぐすことが出来るのではないか、
また、食事量が最近減っている方でも、その1杯で食欲が増し食事量が増えて元気になるかもしれない。

そこでコーヒー、紅茶、ココアを準備し、利用者様に呼びかけました。

「紅茶入れますよ。皆さんいかがですか。」

その声、香りに誘われ、
「私は・・・がいい。」「僕は・・・がいい。」
あっという間に皆さんがのみ干され
「ありがとう」と声があがり、声かけに反応した時の表情は共通して明るかったそうです。

「・・・が飲みたい。」「おいしかった。」
がイベント的ではなく、
喫茶店で好きな飲物を提供する様な雰囲気で、水分補給を促すことが大切あることを伝えてくれました。

管理栄養士は日々、介護、看護スタッフと協力し頑張っています。
今後あたりまえのように、このようなサービスが実現できるといいな。

笑顔が増えました。

Hさんは、配膳されると5分ぐらいで食べ、さっさと席を離れます。
しかし、すぐに戻ってこられ、まだ食事をされている他の利用者様の様子を見て、自分だけ配膳されていないと思いこみカンカンになって怒り出すようになりました。
食事をしたことをすぐに忘れてしまう様子です。

以前無かったことが起きて、困って、つらい思いをしているHさんがいます。

スタッフは考えました。  
「ゆっくり食べて頂きたい。」
「忘れないように、食べたメニューや感想を書いて頂き、認知面の低下予防が出来ないかしら。
本人が、気に入りそうな表紙がついてあまり大きくないノートで楽しみながら続けられたら、いいわね。」

Hさんと相談して、食事の都度、思うことを何でも書いて頂く事に しました。

そして後日、
「Hさんが食事をしたことを忘れて怒り出すことが無くなったわ。」
介護スタッフが笑顔で話してくれました。よかったよかった。

103歳、 元気です。

Iさんすごいよ。

時間で誘導しているけど、自分からトイレに行きたいと訴えて来るようになり、日中はほとんど失禁が無くなっているよ。

今まで言ったこともないのに「家の様子を見に帰らなくちゃ」と車椅子でフロアー内をあちこち移動 するようになっている。事故が心配だから、居場所の確認をしっかりしましょう。 の声が聞こえてきます。

スタッフは感激したり、ハラハラしたりですが 以前全身痛を訴えたり、食事、水分量が少なくなって心配されていたIさんが元気になられたことに拍手を送っています。

混乱期

帰宅願望が少なくなってきたら、暴言、暴力行為が出現。「もうくたくた、仕事やめたいよ 」と、スタッフの声が聞こえてきます。そう、大変でしょう。
暴力で他の方に怪我をさせないように。また、暴言で他の方がおびえて落ち着かなくなり、転倒事故を起こさないように、スタッフは通常の業務の他に、気配り、目配りをしていますが、殴る、つねる、唾をかける等の攻撃を受けています。

笑顔で頑張るのはつらいよね。

Kさんは今まで在宅で過ごされていました。認知症があっても暴言や暴力をふるうことは一度もなかったと聞いています。環境の変化に戸惑うKさんのこころの叫びかもしれません。

思い出して!Sさんも入所時に混乱期がありましたよ。
しかし、スタッフはご家族に感謝されるほどSさんは落ち着きを取り戻し、日常生活動作も向上しました。

スタッフは今度も原因を分析し乗り越えて下さると信じています。